あッッッッッ!!!!!が…………あッッッッッ!!!!!!!!!!!

youtu.be

 

はい。見て。見てから読んで。

 

 

 

見た??見たね????

はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~いやさ~~~~~~~~~~~書こうと思ってはてブロ開いたけどさ~~~~~~~~~~~何から書いたらいいわけ~~~~~~~~???????????

いや、いやね?満を持してこの9月3日にポルノグラフィティのTHE FIRST TAKEが投稿されたんだけどさ、まずタイミングよ……。今までファーストテイク(表記だるいからこれでいくけど)にポルノが呼ばれてなかったのはマジで運営のミスだと思ってたけどさ、この、数ヶ月(数年?)にも及ぶ沈黙を打ち破ってポルノが「新始動」を掲げたタイミングでのファーストテイクよ……………。全宇宙386兆4673億7123万跳んで74のポルノファンが感涙に咽び泣き、情緒を狂わせ、口から飛び出した心臓を再び体内に押し込むことになっただろう。私がそうだったので。

まずさ、同一画面上に昭仁と晴一が揃ってるってだけで五臓六腑の配置が変わった。そんで昭仁が晴一に「あなた奥ですね?」っていうのがもう夫婦なんよ……長年連れそっとるじゃない……。「晴一さん準備できた?」「ティン(ギターの音)」ーーBIG LOVEーー

ファーストテイクの醍醐味って、1発本番の緊張感なんだと思うんだけどポルノに関してはそこのヒヤヒヤ感は全くなくて(昭仁が歌詞間違えんかどうかの緊張感はあったかも)、なんたって口からCD音源、なんて生易しい称賛を超えてライブでも余裕でCDを超えてくるので音源の方が物足りなくなる始末の歌唱力をもつ昭仁にそんな心配する方が馬鹿らしいだろう。てか入ってきたときのベテラン感やばね???

そんでもって選曲よ。なんかこのご時世だし?(世間的には)ちょっと王道から外れたメッセージ溢れる曲なんかなとか、はたまた私が知らないような大名曲かなとか、素人の野暮な推測は見事にあてをはずし、往年の超大名曲「サウダージ」が20年の時を経て令和のこの世に投下された。

今でも語り継がれる正真正銘の大名曲だが、裏を返せば「擦られすぎてる」とも言われかねない。しかし、つねに最高を更新し続ける彼らに衰えやマンネリなどという言葉はあまりにも似合わない。その証拠にこのファーストテイクで私たちは「令和版サウダージ」、いや「2021年9月3日版サウダージ」を目にしたのだ。平成においてもそうだったように、この令和においても、この先幾度となく「最高」は更新されていくだろうから、まだ「令和版」と冠するのは時期尚早だろう。

…………なんだか文章がクサくなってきたけど、それもこれも最高のサウダージを聴きながら書いてるせいだね。この時点で余裕で1000文字を超えてる。やばぁ……。

やっと歌について書いてこうと思う。ここまで長かったね……。

まず「原曲」と呼ぶべき、リリースされた時点(2001ね……2001年?!?!??!?)での「サウダージ」はその語義である郷愁、憧憬、思慕といったような切なさを全面に押しだしながらも、まだ茹だるような暑さの気配が残る「晩夏」のイメージが(個人的には)強い。燃えるような夕日に照らされて、乾燥した日差しと空気に肌を曝されながら、どこか他人事のように動いている自分の爪先を見つめて歩いている長い黒髪の女性がこの曲の情景として私の脳裏に浮かぶ。

そして今回のアレンジはそのような「晩夏」というより「初秋」が強く感じられたように思う。根本的なイメージは「原曲」と変わらないのだが、昭仁の歌い方や晴一のギター、その他のパートの音色から残暑というより、普段よりは日差しが感じられる小春日和に紅葉の気配が窺える木々の間を懐古の情を抱えて歩いている印象を受けた。

昭仁の歌声もリリース当初より格段に基本的な歌唱力が底上げされ、表現方法の引き出し(?)が拡充されている……と思う。全然歌のプロとかじゃないからわかんないけど!!だからなのか、2001年は「私」に今まさに起こっている愛別離苦と恋心の狭間の熱情という感じだったが、2021年はそんな経験を経て年を重ねた「私」がそれを懐古するモノローグのように感じた。

で、曲の最高ポイントを拾っていきたいんだけど、マジ「サウダージ」って全身骨までトロのマグロだから、聴けば聴くほど「良さ」が出てくるし全部を書き出そうと思ったら六道に迷うことになるので血反吐吐いて厳選しようと思う。オエエエエエエッッッッッ!!!!!!!

出だしの「わ」でこのファーストテイクがとんでもないものになることが決定した。アカペラの状態でこんな芯がありつつ響きのある「わ」だせる???フレーズの語尾を置きにいく感じとか、「いつかまた」の「い」が「hい」でビブラートましましで跳躍の前の音の踏み込みが感じられるのがたまらなく好き。「(恋心)よ」のロングトーン真骨頂すぎるやろ。そんで横顔が国宝すぎる件についてはどうお考えで??

はい圧倒的滑舌の良さ。なんでこんなに音詰め込んでるのに聞き取りやすいんだ……。このAメロもさ、昔版はほんとに気の強い女が相手を詰める感じで言ってるイメージだったけど、今版はどこか自嘲気味というか相手に譲歩する雰囲気がある気がする。もうめちゃくちゃ切ね~~~~~~~………。「わかっているから」とかの最後の音が上がった先で響いて解放される感じ超好き。

「(飲み干してしまい)たい」の揺れ最高に好き。あとなんでこれ舌噛まずに歌えるのか不思議でならん。サビ前全部のセクションがアコーディオンがめっちゃあがっていってからの音刻むのすごい熱くて好き。

「許してね」の「ゆ」が下の方で響いて「る」で解放されつつ音がある間芯が保たれてるのとか、「恋心よ」の「こ」の発音が硬いのとか「甘い夢は波に」が鼻にかかった感じなのとか全部まとめてBIG LOVE……。

なに?!?!?バック泣きピアノだけになるのはずるじゃん?!?!?最高のやつじゃん!?!?!?「わからなくなって」の両方の「な」と「サウダージ」の噛みしめる感じめちゃくちゃいい。

「想い」が「をもい」っぽくなるとことか「貝になりたい」が力んでる感じとか……いやちょっとまってこの「貝になりたい」めちゃくちゃよくない?!?!?!無形文化遺産岡野昭仁のカ行、タ行、ナ行」全部詰めじゃん!?!??!!?

フレーズのはじめのア段の踏み込み方全部好きなんよな~~~~~………。「あの人に伝えて」が他のフレーズよりもちょっと引いた感じからの「寂しい……大丈夫……寂しい……」の湿っぽさ最高……。

cメロ終わりのロングトーンの最後がちょっと上がるというかうわずる感じめちゃくちゃ色っぽくてや……やば………となる。あと音型が繋がってる感じなのもいい………。

ラスサビの転調からの必死感というか感情のすべてを込めてる感じ、歌い終わったら倒れちゃうんじゃないかとさえ思わせる感じ「夜空を焦がして」って歌詞に合いすぎてる。大天才。

アウトロのフェイクとギターがいつものやつじゃないのめっちゃいいじゃん……。とくに晴一のギターめちゃくちゃ切なさあって好きぃ………。てかアウトロ(実質サビ)がちゃんとあって感動した。節目がちな晴一~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!文化遺産~~~~~!!!!!!!

 

とりあえず曲について言いたいことは言った……かな…………。あと間奏の時の昭仁がリズム取ってる感じとかコードずっともってるのとかフレーズ終わりに右下一瞬みて屈伸?するのとか歌い終わったあとのやりきった感とか、眉間に皺寄せて演奏する晴一とか最初のヘッドセットの取り方が雑な晴一とかが見れてとても最高です本当にありがとうございます。

 

最高の「サウダージ」が聴けるのはポルノグラフィティのTHE FIRST TAKEだけ!みんな聴いてね!!!!!

 

……こんな駄文書いてる間に「MV全部見せ」とかいう狂った供給がきやがった!!!!!どこまで情緒を狂わせれば気が済むんだ!!!!!無理!!!!!!